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監督・コーチ部屋

松田雄監督インタビュー 【関東大学リーグ戦~前半を終えて~】 [監督・コーチ]

投稿日時:2013/10/14(月) 23:17rss

松田雄監督インタビュー

~関東大学リーグ戦 前半戦を終えて~
(取材日:平成25年10月12日)

 
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――リーグ前半戦が終了しました。春から行ってきた改革を含めて、今の気持ちを聞かせてください
 
まず、チームを変えていかなくてはならない状況の中で、酒井ヘッドコーチ(HC)が就任しました。私にはないものをもっているので、その辺を伝えてほしいと思いました。それは何か?わかりやすく言いますと「空気」ですね。このチーム内の空気が変わったから、開幕3連勝に繋がったと思います。
 
――松田監督と酒井HCとの意見は一致していましたか?
 
春シーズンから変えていきたい部分はブレてないので、常に意見は一緒でした。とにかく「スキ」のないチームにする。その為に今の中大に足らないものを考え、双方の意見を出し合い、その内容を山北キャプテンにも伝えました。選手側の意見も全く同じでしたね。スキのないチーム作りをするために、春から辛い練習を取り入れてきました。
 
――結果が思うように出なかった春シーズンでもチームは前向きでしたね
 
全くその通りですね。秋に笑う為に苦しい練習もしてきましたし、春にしか出来ないこともしっかりこなして来ました。下を向くこと無く出来た結果が、この結果に繋がっています。特に開幕2連戦(大東戦、東海戦)は、ノックオンが一つもなかったですからね。今までの中大は、自分たちのミスで自滅して、接戦した試合に何度も負けてきましたから。スキのないチームと言うのは、まさに今のチーム状態だと思うんですよね。
 
――夏の強化合宿が更に勢いづける期間になりました
 
良いチームは「チーム力」と「ラグビー力(技術)」が最終的にイコールになるんですけど、とりあえず「チーム力」は上り調子でした。だから春季大会は勝っても負けても気にせず、通過点に過ぎませんでしたね。また夏合宿では、朝5時にフィットネスを取り入れ、午前でも午後でもAD(アタックディフェンス)を行ったり、練習試合も連日行ってきました。過密で疲労もあったと思いますが、練習も試合も常に公式戦を意識させました。全ては秋に勝つための準備だったと言うことです。
 
――チーム力が掴めたと感じられたのはいつ頃でしたか?
 
リーグ初戦の大東大戦前ですね。もちろん試合なので戦ってみないとわからないことですが、しっかり準備が出来ていたので自信もって挑めました。
 
――シーズン当初の目標に着実に近づいていますね
 
私たちは常に1勝する喜びを感じたいんです。それを感じる事が出来たのが自分たちの強みです。その第一歩がまさしく大東大戦であって、続く東海大戦や立正大戦は、その強みを発揮出来た訳なんです。去年は勝利する喜びを2回(2勝)しか味わえなかったチームが、今年は3回も味わえています。ただ、正月(国立で行われる大学選手権ベスト4)に目標を定めているチームとしては、今の「チーム力」に「ラグビー力」を更に近づけていかないといけません。そこに辿り着かせることが、今の私たちのミッションだと思います。
 
――この流れは松田監督が春からイメージしていた通りですね
 
いや、それ以上だと思います。
 
――多くのファンが楽しめるラグビーをしていますね
 
それは結果なんですよね。高度なパスやスクラム、ラインアウトをしたチームではなく、スキのないチーム作りをしてきた訳ですから。スキのないチームって魅力ありますよね?だから観てくださる方が楽しめていると思います。
 
――リーグ戦、残り4戦です。これからのビジョンを聞かせてください
 
まずは、春から行ってきた準備をしっかりすることです。当たり前のことですが、体調管理を徹底して、選手たちには100%に近い状態でグラウンドに立たせてあげたいのと、少ない人数のチームですから、部員全員が勝利する強い意識を持つことですね。これからも日々の積み重ねが大事だと思いますし、早い段階で大学選手権出場切符をつかみ取りたいと思います。
 
――ありがとうございました








(インタビュー&構成:小宅崇)
[photo:CURFC]