大きくする 標準 小さくする
  • トップ
  • ブログトップ
  • 2016 選手インタビュー第 4弾 天田親吾 『こだわり続けるFWリーダー、核となるものを残したい』

~選手インタビュー~ STYLE

2016 選手インタビュー第 4弾 天田親吾 『こだわり続けるFWリーダー、核となるものを残したい』 [STYLE 2016]

投稿日時:2016/11/17(木) 20:08rss

2016 選手インタビュー第四弾は、今年度FWリーダーを務める天田親吾選手です。中学時代から逸材として注目され、今では高い観察力で緻密な分析やビデオ編集を行いFWを指揮する。ラグビーを通して人間性を磨き続ける天田選手の、中大ラグビー部の未来をも見据えた熱い思いをうかがうことが出来ました。

『こだわり続けるFWリーダー、核となるものを残したい』
201611171657_1-349x170.jpg

ーーラグビーを始めたきっかけを教えて下さい。

中高一貫の寮に入っていたのですが、寮の舎監の人がラグビー部の顧問の方で、当時その人に体格の大きさを買われ誘われたのでラグビー部に入りました。元々家族は野球一家でした。

ーー他にやっていたスポーツはありますか?

テニスと水泳をやっていました。

ーー何故ラグビーを続けたのですか?

ラグビー部に入ったきっかけが、中学に野球部がなかったため高校から野球をやるまでの間だけやろうとしていたのですが、高校でも期待された選手だったので辞めることができず、続けました。

ーーラグビーの魅力は?

ラグビーは、長距離でもなく、ウェイトリフティングのように一発勝負でもなく、常に集中し続けていなければなりません。そんな厳しい状況下なのでそれぞれの人間性が出てきます。だから試合で勝つためには私生活の過し方も関わってくるし、それを通じて人間性を磨くことが出来るのが魅力だと思います。また、ミスを互いに補い、助け合うことによって信頼し合うことができるところも魅力です。

ーー何故中央大学ラグビー部に入部したのですか?

高校の大先輩である小野澤さん(現キャノンイーグルス所属で日本代表キャップ数歴代2位)が同じ道なので「小野澤さんの後を追っています」とネタにさせて頂いております...実際には、高校の監督が連絡をして下さり、入部することになりました。

ーーご自身がFWリーダーに選ばれたのは何故だと思いますか?

人をコントロールするというより、どちらかというと人をよく見ているからだと思います。また、弱くても分析して這い上がるというところを見てくださったのだと思います。

ーーラグビー人生で一番印象に残っている試合は?

1年生の夏合宿の中京大学戦です。みんな上手くいかずに負けた情けない試合で、試合後に松田監督も入ってラックゲームが始まりました。僕は元々“理屈派”だったのですが、松田さんが自ら激しい当たりをするのを目の当たりにして”理屈じゃない時もあるんだ”ということを教わりました。とても胸に刺さりました。
201611171657_2-356x169.jpg
ーーラグビーを続けてきて良かったことはありますか?

人間性を磨かれてきたこと、人を見る力を培えたことです。また、日時生活でラグビー以外の人と関わる時、他人が面倒くさいと思うことに対して当たり前の事として自分から率先してやるようになりました。振り返ってみると昔は出来ていなかったので、改めて、ラグビーで培えたのだなと実感しました。

ーー理想のHO像はありますか?

スクラムをコントロールするのはHOなので、組んでいて身体が触れている以上誰がどういうベクトルでどういうパワーを出しているかわかるようにしています。少なくともセットプレーに関して、外から見ただけでスクラムが分かり改善点を瞬時に伝えられるような、スペシャリストになりたいです。

ーーずっとHOをやられているのですか?

大学に入った当初はNo.8でしたが、昨年HOのお話を頂きコンバートしました。自分はどちらかというとフィールドプレーが得意なので、ラグビー的にはNo.8の方が力を発揮できると思います。しかしHOを2年間やってみて、こだわる要素がたくさんあり常にFW全体の状況を把握する必要があるので、すごく良いポジションだと思うようになりました。この2年間、初めて”こだわり”の部分で自分を突き詰めることをやってこれたという点で、HOの方が良いかなと思います。

ーー天田さんのラグビー人生に影響を与えた人はいますか?

まず、ラグビーを始めるきっかけを作ってくれた高校の監督です。厳しい先生で、ラグビーだけではなく人間的な基礎の部分を作ってくださいました。また、中学、高校、大学の監督やコーチは各々が胸に刺さることを持っていて影響を与えられました。

ーーラグビーをする上で大切にしていることはありますか?

団体競技なので、ラグビー以外の部分でも心を通わせられることを大切にしています。

ーー中大ラグビー部の良さはどんなところですか?

人数も少ないし、限られた環境だからこそ出来る範囲でどうやるか、ということを考えられるところです。また、コーチ陣が色んな人脈や手法を持っており、根幹となる部分を監督が支えているという組み合わせも良いところだと思います。皆でラグビーを楽しめるチームだと思います。

ーー同期に対してはどう思いますか?

始めは喧嘩などもありましたが、4年間一緒にやってきた中でお互いがどんな人間かを理解し合うことが出来たので、他の学年より仲が良いということを全員が全員共通認識として持っています。

ーーFW陣に対してどう思いますか?

同じようなキャラはいないし強烈ですが、スクラムなどで身体を触れ合って同じキツい思いをしているので、信頼出来ます。

ーー“中大一族”のどなたかへ一言お願いします。

今でこそ“中大一族”として一つになっていますが、ちょうど私達が入学するのと同時に、OB会の矢次さんが動いて父母会と一つになり、サポーターズクラブも加わり、“中大一族”の土台を作って下さいました。その上で、私達の4年間があります。改革した最初の年の1年生なので、後は知りませんというのではなく、私達が何を残していけるかがすごく大事になっていきます。変わった土台で4年間やらせてもらったからこそ、大きな核となるものを今の中大ラグビー部に残していけたらと思っています。
201611171657_3-349x169.jpg
ーーラストシーズンへの意気込みをお願いします!!

最初の二戦に力を入れていましたが、勝たなければならない相手に対して試合中”勝たなきゃ”という気持ちをストレスに感じてしまいました。厳しい状況下でのリーダー陣の指揮の無さを学んだし、勝たなきゃいけない試合に対しての弱さが出たと思います。今は後がない状況で厳しい試合が続きますが、これらを改善して残りの試合を勝ち進めていきたいと思います!

ーーありがとうございました。

天田親吾

201612150320_1-174x318.jpg
1994年4月2日生まれ。2010年 高校1年時に花園に出場。2011年 KOBELCO CUP  U17東海代表。2012年 U18東海代表に選出される。同年、静岡聖光学院高校ラグビー部主将を務める。中大では1年からメンバー入りし、今シーズンはFWリーダー任命される。第4回関東大学オールスターに出場。グラウンド以外でもミーティングで使う試合映像や『中大ラグビーTV』の編集を担当しチームに大貢献。